プログラミング言語SML#解説 4.1.0版
I 概要

Chapter 2 本書の構成と執筆状況

本書は以下の部から成ります.

  1. 1.

    I部: SML#の概要.

  2. 2.

    II部:SML#のチュートリアル. SML#のインストール方法, SML#の初歩的な使い方, および SML#の拡張機能の概要を,例と共に説明しています. また,関数型言語初学者に向けた, MLプログラミングのための環境のセットアップ方法や, Standard MLの基本機能を用いたMLプログラミングの基本も, 本章に含まれています. 初心者から上級者までを含む全てのSML#ユーザーにとって, この部の内容は有益なはずです. 先頭から順に一気にお読みになることをおすすめします. お急ぎの方は,以下のページにお探しの情報があるかもしれません.

  3. 3.

    III部: SML#言語およびライブラリの参照マニュアル.

    SML#言語の構文と意味の定義,および,SML#プログラミングに使 用するStandard ML基本ライブラリとSML#の機能を活用する種々のライブ ラリのAPIと機能の定義を含みます.

  4. 4.

    IV部: SML#付属のツール群(smllex, smlyacc, smlformatなど) の解説と参照マニュアル.

  5. 5.

    V部:SML#コンパイラの内部構造. SML#コンパイラの開発や関数型言語のコンパイラの構築方法に興味の ある方を対象に,ソースコードとデータ構造の詳細を記述します.

  6. 6.

    VI部: 参考文献のリスト.

このうち,4.1.0版では第IV部および 第V部は執筆途中です. 将来の版での完成を目指しています.