プログラミング言語SML#解説 4.1.0版
28 SML#コンパイラの起動

28.5 対話モードのオプション

-r smifile

対話セッションの初期環境をセットアップするときに, 指定された.smiファイルを追加で読み込む. 基本ライブラリに加えてユーザー自身のライブラリを対話環境で 使いたいときに有用である. .smiファイルが指し示すライブラリは,事前にコンパイルされ, 全てのオブジェクトファイルが用意されていなければならない. smlsharpコマンドは,その.smiファイルがリンクモード で指定されたかのようにオブジェクトファイルのリストを計算し, それらオブジェクトファイルを共有ライブラリとしてリンクし, システムの動的ロード機能を用いてロードする.